ライオンズニュース

2017年10月5日ネスタリゾート神戸にて、55周年記念大会が行われました。

55周年記念テーマ『GO GO 55協』

数々の来賓が来てくださり、ありがとうございました。

記念大会では、会員表彰が行われました。

在籍55年 2名 在籍40年以上 2名 在籍35年以上 2名 在籍 30年以上 1名 在籍25年以上  1名

祝宴では、巴太鼓が披露され、楽しい祝宴となりました。

私たち三木ライオンズクラブは、55年前のクラブ結成時の先輩の意思を受け継ぎ、本日の良きご縁を大切にしながら『We Serve(われわれは奉仕する)』の輪を三木市内から日本へ、そして世界へ広げていけるように社会奉仕に精進いたします。

三木ライオンズクラブ 1972年度会長 岩崎 吉男

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年10月4日ネスタリゾート神戸にて、台北市から姉妹クラブ長江LC、                            友好クラブ蓬莱LCが55周年のお祝いに来られました。

歓迎会では、少林寺拳法、津軽三味線を披露しみんなで楽しいひと時を過ごしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年度 花丸進之助一座活動

8月19日 加佐盆踊り保存会デイサービス三木北慰問

8月23日 セントクリストファーズホーム慰問

9月22日 グリーンホーム三木慰問

 

私たちの地域を豊かに幸せに8

※さあ、始めよう。(結び)
・正直で信頼にたるリーダー:自己潜在力の活用。
プラウトの実行、何か面倒で難しいと感じられましたか?行動のためプラウトを知り理解することは大事ですが、難しい理論や理屈を覚えておく必用は全くありません。それより具体的に実践し経験し実感することが重要なのです。そして実はこの実践は「いつでも、どこでも、誰にでも」始められます。つまり「今、ここで、私が」開始できるのです。
本年度のクラブスローガン「まっとうな生き方の尊さ」-嘘をつかないこと、過ちは素直に認め謝ること、この実践者は誰であれ尊い-。これがプラウトの実践といって間違いないのではないでしょうか?三本柱の運動推進の両輪、高い倫理性と高い透明性(情報の共有)。私たちが最容易に犯してしまう倫理違反は?「嘘をつくこと」では?情報を出さず隠したいことは?「自分の犯した間違い過ち」ではないでしょうか?だからこそ誰であれ「まっとうな生き方」の継続こそが尊いのです。これこそが「正直で信頼にたるリーダー」の資質でしょう。自己の潜在力を開拓し新たな世界と自己を展開していく原点がここにあるのではないでしょうか?
・自然環境の潜在力の活用
「衣食住」がその地域で完結しているべきで地域の自立になります。そのための自然環境潜在力の活用は、その観察から始まります。歩くと気づきます。我が地域も日本の各地域と同じような問題、課題がありますね。
・ まちの高齢化問題。人口減少。老人の孤独問題。
・ 増え続ける空き家。空き地。消えていく商店。
・ 耕作放棄地の増加。手入れが行き届かない山林。
・ 地場産業の不振などなど・・・。
一見するとどうしようもないようにも思えますが、問題を並べてみるとある共通点、課題が見えます。「我が地域で生まれ育った子弟、若者たちが都市部に向かい、帰郷しないこと。」これが課題でしょう。地域で安定した「やりがい、誇り、喜び」の持てる仕事で十分な収入があれば、どうでしょうか?特に食料とエネルギーの自給自足へ向けた取り組みは急を要する課題です。地域活性化のため次のようなことは思い浮かびます。
・ 帰郷者を初め若者に空き家を開放し住民に
・ 耕作放棄地を活用し新たな農業を開始し食糧増産。(従事者の十分な収入は保証する。)
・ 工場を導入し山林の間伐材等をバイオエタノールとして活用する。(従事者の十分な収入は保証する。)
・ 川の流れを活用した小水力発電の実施。等々。
問題は資金でしょうが、「地域通貨」の研究はその価値がありそうです。ともあれ、ここからは皆で智慧を出し合い工夫して進むことになります。自立した豊かで幸せな私たちの地域へ向けて。

 

    
後書き
 プラウトを紹介する備忘録帳的なものをとの考えで本稿は作成に取りかかりました。(当初に思い描いたより倍ほどの字数になってしまいましたが、)少ない字数で全体像が浮かび上がるようにとの思いで進めたのが本稿です。ですから実は詳しい説明等はこれでもかなり割愛しカットしています。その分乱暴でもありますし、私の勘違いの部分もあるでしょう。その点はご容赦ください。
 さて、本年、新たな時代が幕開けしました。トランプ大統領が今年1月20日就任しました。選挙期間中の訴え「偉大な米国を取り戻す!」。そして就任スピーチの冒頭の端的な意訳「ワシントンに巣くい(政治を裏で操り)利権を貪ってきたものたちの手から米国を国民の手の中に!!」。最初からここまで本稿を読んで頂いた方にはトランプ大統領の発言の意味は明瞭ではないでしょうか。独立戦争に勝利し英国の植民地から建国した米国は繁栄します。しかし1913年、表には見えない形で乗っ取られます。米国に実質中央銀行FRBが創設されて実権が奪われたのです。それから100年余の現在、米国の天文学的な借金、戦争の連続、1%対99%と揶揄される貧者の拡大、麻薬、犯罪者、不法入国者の跋扈・・・。乗っ取られ惨めになった米国、そこから独立し繁栄した偉大な米国を再び取り戻すと宣言したのです。端的にはFRBの所有者たちの手から国民の手に米国を取り戻すのとの就任スピーチだったのです。そしてその言葉通りの実行です。最初に行ったのがTPPからの脱退、そしてCIAへの訪問演説。「TPPとISD条項」、「CIAと麻薬」で検索し調べてみて下さい。これらのトランプ大統領の言動、その意味が分かるでしょう。
 新たな時代、世界の変革、その幕開けは既に始まり今後もどんどん展開していくでしょう。(残念ながら日本は最も遅れて取り残されている感は強いのですが、)ただし、この新しい時代、世界が私たちにとって幸せなものになるかどうかは、本稿でふれているように結局私たちの姿勢次第です。勇気を出して共々に進んでいきましょう。
 先に発表した「お金の秘密・打ち出小槌物語」は『円の支配者』(リチャードAヴェルナー著、「草思社」)。そして本稿は『資本主義を超えて』(ダダ・マヘンシュヴァラナンダ著、「世界思想社」)をベースにして作成したものです。入手されて是非ご一読下さい。そして・・・もう一点。本稿も「お金の秘密・打ち出小槌物語」もある方の教示なしには作成できなかったものです。
 毎日、様々な角度から「世界の今」を発信しているブログに「シャンティフーラ」があります。日々更新される情報には驚かれるでしょうが正確で興味深いです。そしてそのブログの中に「映像配信」のコーナーがあります。東広島に在住の竹下雅敏様の様々な講義が映像で配信されているものです。多数の映像配信がありますがプラウトについての講義もあります。ここでは膨大なそして貴重な知識と情報があふれんばかりに詰まっています。まさに宝庫です。この知識と情報にふれることで本稿と「お金の秘密・打ち出小槌物語」作成に向かうことになりました。教示頂いた知識と情報のごく一部を切り取りまとめ直したのが本稿と「お金の秘密・打ち出小槌物語」といっても過言ではありません。といっても教示頂いた知識と情報について私の理解不足や勘違いもあるでしょう。皆様もこの「映像配信」等を直接視聴されますことをお薦めします。

 新たな時代を幸せな時代に。ありがとうございました。  

2017年2月2日                             

私たちの地域を豊かに幸せに7

※地域から始めるプラウト(自立した豊かで幸せな地域へ)
経済民主主義(『〃』p78~97)
「経済的開放はあらゆる人の生得の権利である。経済的開放を実現するために、経済的権限が地元の人々に与えられなくてはならない。経済民主主義においては、地元の人々が、全ての経済的決定を行い、集合的必要性に基づいて商品を生産し、農業、工業の全ての商品を流通させる権限をもつ。」(P・R・サーカーp78)

 冨とは「今・ここにある」生活している人々と自然環境です。その「潜在力のすべてが最大限に活用され合理的に配分される」のがプラウトです。地域から始めるのです。だから全ての権限は地域の人々私たちが有するのです。逆に言えばそれだけの良識と責任が必要になります。依存姿勢では成り立ちません。既に本稿では、外部者からの収奪の実情を見てきました。地域にある私たちが目覚め自立していく気概努力なしには、これは繰り返されるでしょう。民主主義とは「与えられ守ってもらう」ものではなく、「獲得し努力して維持する」ものなのでしょう。成功のための必要条件と具体的モデルケースがが記されています。
・経済民主主義成功のための4つの必要条件(『〃』p79)
1、あらゆる人を貧困と欠乏から解放させるために、生活の最低限の必需品を利用できること。
2、商品とサービスに対する購買力を向上させ、人々が自分の生活の質が向上していると実感すること。
3、地元の人々が生活に関わる全ての経済的な事柄を決定する権利を持つこと。
4、外部の者は地域経済に否定的に干渉することを禁止されるべきである。土地や資源について外部の者の所有権は認められない。その地域で得た利潤が、他の地域に送られたり蓄蔵されたりすることなく、その地域の生産的な事業に再投資されなければならない。

・経済市場の三層構造:運動における具体的なモデルケース
1、小規模の個人経営
 「創造性と主体性を発揮させるために、個人や家族や少人数の共同によって自己所有のビジネスを始めることができるようにすべきである。彼らは非必需品や贅沢品の商品とサービスを提供できる。」
 「共同で行うには小規模、複雑な」在宅事業、家族経営レストラン、小売店、手工芸製作、芸術家グループ、個人発明家など。」
2、協同組合
 「プラウト経済の機能と組織の中心である。経済民主主義において、自分たちの企業を所有し集団的に経営するのは、労働者の基本的な権利である。工業、商業、農業、銀行業は、生産者協同組合と消費者協同組合によって組織されるべき。それは、最低限の生活必需品をはじめほとんどの生産物とサービスを生み出し、プラウト経済の大部分を構成する。」
① 正直で信頼にたるリーダー。
② ガラス張りの経理による厳格な管理運営。
③ 一般の人々が協同組合システムを心から受け入れていること。
この三つが必須。
3、大規模な基幹産業
 「協同事業で経営するにはあまりに大規模化か、あるいは大規模かつ複雑なものは、大規模事業であるべきである。」。輸送、エネルギー、防衛、鉱業、石油、石油化学、鉄鋼は、全ての経済の不可欠な部分である。そのような基幹産業は、公益事業として行政が設置する自治的機関によって経営されるべきである。(注:ここでは主に生活インフラが対象ですが大銀行も加えるべきです)
 基幹産業は「無利潤―無損失」の原則で経営されるべきである。 
 この原則によれば、収益は再投資されるか、あるいは効率、品質、満足を最大限にするために労働者のボーナスとして支払われことになる。将来の赤字を補填する基金にあてることもできる。これらの事業は、私的に所有されていないので、株主や個人投資家に配当金として支払われることが無い。」。 
 プラウトはその具体的活動のモデルの中核に協同組合を置きますが、これにて組合員全員がその企業の株主になり、経営に携わります。大きな権限が委譲され同時に大きな責任も発生します。地域の問題、組合の課題は、それは「誰かの」でなく組合員全員にとって「私の」問題であり課題になります。小さくてもその地域にとってその企業(協同組合)がなくてはならないものになって行くにつれ、その構成員の全員が「大いなる働きがい、誇り、喜びを」持ちます。「地域にとってなくてはならない自分」であることを肌で実感します。つまりプラウトの3本柱の中核、「世界観、自己観の拡大」が育まれているのです。
 本質は協同組合という形態の重要さより、中身の重要さです。
① 正直で信頼にたるリーダー。
② ガラス張りの経理による厳格な管理運営。
③ 一般の人々が協同組合システムを心から受け入れていること。
この必須の三項目の具体的実現が決定的に重要であり、プラウトを推進します。
                             

私たちの地域を豊かに幸せに6

※実践に向かう。
2、実践の要 ―経済的効率と公正さー
「1959年提出されたプラウト理論は、貧しいものの自給自足を刺激することに努めて、巨大な重要性を、リーダーと成功したものが社会全体に持っている道義的責任に置いた。資本主義についての深刻な問題、‘少数者の手の中の富の集中’と‘お金の回転における停止’が景気後退、不況の根本原因にあると彼は考えた。経済民主主義の必要性を強調して、プラウトはまた蓄財の上の限界を主張した。」(『ウィキペディア』より)

アフリカ諸国をはじめ発展途上国と称される貧しい国々があります。彼らは初めから貧しかったわけではありません。逆に非常に豊かでした。しかし暴力にて植民地にされ略奪されました。独立後も狡猾な手段で債務を背負わされ収奪され続けられているから貧しいのです。自給自足、自立を阻むモノカルチャー政策が課せられなお搾取され経済的植民地なのです。これにはODAもからみます。世界中から冨を収奪する少数富裕者たちは冨を溜め込むだけです。当然、これでお金の回転が停止し景気後退不況を招き、さらなる貧者が生みだされます。この収奪者に巨大重要な道義的責任があると主張しているのです。道義的責任を問い、世界が困窮から解放されるために私たちは“ありのままに事実”を問い知ることが欠かせないのです。その上で「生きる権利!」を取り戻し、自立しより豊かに幸せな社会を進展させるためには次がポイントになります
・ 人々の購買力(使えるお金)の増加が経済成長の指標となる
・ 地域的自給自足(地産地消)が生活水準の向上になる。(まず家族から始めるべき)
・ 金利がこの世界を破壊させる。(経済成長が強要される、諸悪の根源)
 最高賃金(蓄財上の限界)の設定が実践を実現させる。
購買力の向上、本当は簡単です。最低賃金から全て賃金アップするのです。可能か?持続的な好景気にすればよいだけです。方法の一つは既に「お金の秘密・打ち出の小槌物語」で明かしています。交換方程式:M(マネー総量)×V(流通速度)=P(物価水準)×Y(実質GDP)です。端的には実体経済市場にお金を投入するだけのことなのです。もう一つ倫理的道義的公正さの上にも非常に重要なのが「(収奪者が)溜め込み停止している資金」それを社会の中に流通させることです。蓄財上の限界と最高賃金を設定して余剰分を没収して社会に還元し回転させなければなりません経済的効率と公正さを担保するには最低賃金と最高賃金の公平な設定が必然です。そのためにも金利の意味を含め中央銀行制度を透明にし見直さなければいけません。残念ながら現在の日本で金融経済市場に大量に回されているお金は、結局は収奪者に手元にいっているのです。生活を守り、今後自立して豊かになっていくにはは地域における自給自足がポイントで、地域で情報を公開し協力結束することが大事なのです。そこからが始まりです。また具体的にプラウトを実践するのに、決して忘れてはならない留意点があるとされます。5つの基本原則と呼ばれます。
:プラウトの5つの基本原則(『〃』P、66~71)
Ⅰ「いかなる人間も、集合体による明確な了解と承認なしに、物質的富を蓄積することは許されない」。
Ⅱ「宇宙の日常的な潜在力、超日常的な潜在力、スピリチュアルな潜在力のすべてが最大限に活用され合理的に配分されるべきである。」
Ⅲ「人間社会の個体と集合体のフィジカルな潜在力、形而上学的な潜在力、スピリチュアルな潜在力を最大限に活用すべきである。」
Ⅳ「これらのフィジカル、形而上学的、日常的、超日常的スピリチュアルな活用の間で、適切な調整がなされるべきである。」
Ⅴ「活用の方法は、時、場所、人の違いに応じて変えられるべきである。そして活用は進歩的な性質をもつべきである。」

私たちの地域を豊かに幸せに5

※実践に向かう
1,プラウトの優先事項を知る。
*生きる権利! (第1優先事項)
・最低限の生活必需品の保証
「プラウトが第1に必用とすることは、あらゆる人の最低限の生活必需品を保証することである。」
➀食料(飲料水も含む)、②衣服、③住居(下水設備とエネルギーを含む)、④医療、⑤教育。
「これらの必需品は、その国のもともとの住民であろうが、外からやってきた人であろうが、あらゆる人間に保証されなくてはならない。」。このようにプラウトは「生きる権利!」が第一優先事項であり、全ての人に最低限の生活必需品が保証されないといけないとします。また、そのためにも以下の提言があります。
・雇用は政府機関の責任(完全雇用政策)(『〃』p59)
・適切な最低賃金。(生活保護についての見解)(『〃』p59)
最低賃金「生きる権利!」を十分保証する適切な額でなければならない。また、完全雇用を実現維持すべきで特例以外は生活保護は適切でなく、個人の尊厳のためにも適切な職が与えられるべきである。
・人々の購買力の向上がポイント。(『〃』p60)
*「生きる権利!」が削られ続けている日本
プラウトでは優先事項第一は「生きる権利!」で、そのために政府責任による完全雇用で適切な最低賃金は保障されなければならない。ポイントは「人々の購買力向上」であるとされます。そうすると日本の現状は?近年非正規雇用が増大の一途、特に都市部では最低賃金では生活できず、社会保証も減少し「下層老人」なる言葉も飛び交っているのは承知の通りです。国税庁発表の「民間給与実態統計調査」によると、「1997~2015年の19年間、民間企業の平均年収はほとんど上がらず、日本人の平均収入は昭和63年と同水準に落ち込み、さらに税金と社会保険料の負担率は上がっているため、手取り額の減少は平均年収の減少よりも厳しい。」ポイントである購買力が逆に低下し「生きる権利!」が徐々に削られている実態が浮かび上がります。なぜそうなったのか?豊かであったはずの日本が貧しくなったのはなぜ?この約二〇年間日本にてマスコミ等で盛んに持ち上げられ実施され続けたのが「構造改革」でした。これの関連はあるのでしょうか?
*略奪の手法を知る:IMF(国際通貨基金)が行ってきた事実。
IMFは世界における公的経済救済機関、つまり有名で善なる機関として装われています。しかし事実でしょうか?IMFこれに頼った南半球の貧しい国々、そして東ヨーロッパ、ロシア(東アジアの国々も)、そこに住む一般の人々が恐ろしい苦しみを味わったことが記されています。((『〃』p18,19)
IMFは貸付資金と引き替えに必ず「構造調整プログラム」をその国に押しつけます。(無論、資金貸し付けとは「お金の秘密・打ち出の小槌物語」で明かしたように、所有する資金を貸すのではなく、無からお金を創造し貸し付けたことにして利息を取るのです。)これは国際投資家に莫大な利益をもたらし、その国の富裕エリートも恩恵にあずかる。しかし国内企業、労働者、一般市民には致死的なダメージを与えることが明かされています。国際投資家(無論その中核トップはFRBの所有者)がその国の富裕エリートと(賄賂によって)協力を得、一般民衆からIMFを道具に使い徹底的に略奪する手法です。これがグローバリズムの手法です。
・IMFの「構造調整プログラム」の内容
➀公務員数と社会的支出の削減による政府予算の縮減。
②インフレ対策として利率を上げること。
③輸入商品への関税の撤廃。
④土地、資源、企業を外国人が所有することを禁止している法律の廃止。
⑤基本的生活必需品に対する助成金の削減。
⑥国内経済を自給自足から輸出中心へ方向付けること。
気づかれたでしょうか?日本で進められてきた「構造改革」とIMFの「構造調整プログラム」が非常に似通っていることに。内容的に検討すれば➀の公務員数削減と②以外は全て重なります。「構造改革」とは略奪システムである「構造調整プログラム」を下敷きにしたものだったのです。日本の一般大衆が貧しくなって当然です。富を継続的に収奪できる構造が「構造改革」なのですから、分かって意図的行ってきたのです。目眩ましをしながら。(この「構造改革」を導入し推進してきた首魁こそが「日銀のプリンス」たちであったことを『円の支配者』では詳細に明かしています。)

私たちの地域を豊かに幸せに4

※実践に先だって:プラウトの特質を理解する。
万物、全ての私は三層構造。
「プラウトモデルの独自の特質は、自然資源と人間の両方のフィジカル(物的=身体的)な質。サイキック(知的=心的)な質。スピリチュアル(精神的=直観的)な質を認めることにある。」(『〃』p66)
自然資質つまり世界そのもの、万物、そして人間の両方が、つまり全ての私が3つの質(要素)で成り立っている、いわば3層構造になっていると記しているのです。それは次の➀フィジカル(物的=身体的)な質、②サイキック(知的=心的)な質、③スピリチュアル(精神的=直観的)な質だと示しているのです。この万物(私)の三層構造を踏まえてプラウトは構築されており、これが独自の特質と言っているのです。この3つの質(要素)の三層構造は古代インドの哲学3グナ(質・要素)➀タマス②ラジャス③サットバがベースにあります。またここでの表記、サイキック(心的)とスピリチュアル(精神)が区別しずらく分かりにくいのでスピリチュアルは一般的な表記で意識とした方が理解しやすいかもしれません。これらを鑑みて名称や特質、作用を整理してまとめてみたのが下の表になります。

名称(プラウト) 名称(3グナ)  名称(一般)  特質  作用
 スピリチュアル  サットバ  意識  浄性:軽快、清澄  照明、直観、認識作用
 サイキック  ラジャス   精神(こころ)  激性:激しい 思考、表象等精神作用
 フィジカル  タマス   身体(もの)  暗性:重い   物理・物質的作用。

万物つまり全ての私、人間から動植物鉱物に至るまで全ては、この三質(要素)一般名称の意識、精神、身体を例外なく備え、三層構造になっているのです。また、この三質(要素)は歴然とした上下関係で成立しています。意識が最上位で精神、身体の順になります。なぜそう言えるか?私に生起する全ての事象はこの順で起きるからです。例えば私が買い物でスーパーにいたとします。この事象はどのように起きたかと見ると、まず私の意識の焦点がスーパーに向きます(意識作用)。続いてそこまでどのように行こうかと考え道を思い浮かべ選択します。つまり精神作用です。最後に歩くなり車を運転するなり身体を動かす身体の物理作用によりそこに行ったのです。意識、精神、身体の順になっているのです。三層構造は切り離せないのです。

 
・プラウトの特質:三層構造を通徹したシステム。
この三層構造は私たちの社会にも反映されています。意識に対応しているのが宗教、哲学。精神の活動が本来は政治です。身体つまり物質的活動が経済です。三層構造ですから本来は宗教、政治、経済は分かちがたくその活動はそれぞれが三層を通徹していなければなりません。しかし現在のそれぞれは全くバラバラです。宗教は救済を説きます。しかし実際に人々が苦しんでいるのは物質つまりお金です。そこを踏まえ経済の仕組みから救済の道が説かれているでしょうか?浮き世離れしたことを説き現実から目をそらさせていませんか?政治は哲学を持ち高い考えで経済をリードする役割ですが、逆にお金に引きずられ腐敗していませんか?現状の経済に哲学や高い精神性がないどころか弱者からの収奪システムになっているのは既に記述した通りです。それぞれが分割された部分活動になっています。そして社会を豊かに幸福にしていません。逆になっています。
「プラウトは経済活動ではありますがそれは単なる物質的活動ではなく高い哲学、高い精神性をその物質的活動の中に込めた経済システム」と既に指摘しました。プラウトの三本柱の中核、活動の源流であり回帰点とした「世界(自己)観の拡大」とは意識の領域です。意識が精神活動を通じ物質活動の経済システムとなっているのです。三本柱の運動の両輪、高い倫理と高い透明性は、三層全てに浸透してつなぎ合わせ浄化していきます。三層構造を通徹したプラウトのシステムは部分活動ではなく全存在活動となっているのです。矛盾が生じないのです。プラウトは真の幸福、至福が意識領域にあるとしながら「無限の幸せに向かう身体活動と知的表現(*精神活動)だけが進歩」と提起しているのは(『〃』p46)この所以です。